堺市、「氷河期世代」採用へ
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堺市は22日、バブル崩壊の影響で就職難だった「就職氷河期世代」を対象に、2021年4月1日に数人程度の正規職員を採用すると発表した。
21年4月1日時点で35~49歳で、申込日(5月中)以前の1年間に正規雇用されておらず、5年間で正規雇用の勤務期間が通算1年以下の人が対象。学歴不問で、定員は事務職で4人程度、技術職で若干名となる見込みだ。
6月下旬に高校卒業程度の教養試験を実施し、論文試験や面接もある。8月中旬にも合格者を発表する。
市は、就職氷河期世代に限定した採用試験を21年度以降も当面続ける方針で、担当者は「自治体が積極的に採用する姿勢を示すことで、氷河期世代を支援する輪が民間企業にも広がっていけば」と話している。
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