みさき公園、来月で終了…大阪・岬町は再整備検討

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南海電鉄が運営終了を決めた「みさき公園」(13日、大阪府岬町で、本社ヘリから)=東直哉撮影
南海電鉄が運営終了を決めた「みさき公園」(13日、大阪府岬町で、本社ヘリから)=東直哉撮影

 大阪府岬町のレジャー施設「みさき公園」について、南海電気鉄道は13日、3月31日で運営を終了すると発表した。後継企業が見つからなかったためで、飼育している約70種類(約450匹)の動物は来年3月末までにアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)などに譲渡できるよう協議を進めている。岬町は土地を譲り受けた上で、自然公園などに整備し直すことを検討しているという。

 南海は昨年3月、事業からの撤退を公表し、譲渡先を探していた。町によると、複数の企業が関心を示したが条件が折り合わず、南海は同7月、町に閉園準備を進めると説明したという。

 敷地は33ヘクタールあり、戦後、農地などから南海の名義となった。現在は20億円前後の価値があるとみられるが、「公園として使用する」という契約を町と交わしているため、町は南海に無償譲渡を求めている。

 4月以降は暫定的に町営公園にすることを検討しているといい、田代たかし町長は「イルカや大型動物は維持費がかかりすぎ、町の財政がパンクしてしまうが、公園は菜園や農業など自然とふれあえる場所に再整備したい」と話している。

 町との交渉内容について、南海は「コメントは差し控える」としている。

 開園当初から利用してきたという近くの80歳代の女性は、「子どもや孫も、みんな公園で動物とふれあって育った。形は変わっても『みさき公園』の名前は残してほしい」と話した。

 みさき公園 南海が1957年に開園。キリンやシマウマ、ライオンなどの動物やイルカショー、遊園施設などが家族連れらに人気で、ピーク時の89年度には入園者72万人を記録した。その後は少子化や娯楽の多様化で入園者が減り続け、2018年度は半数以下の33万人まで落ち込んだ。近年は毎年2億~4億円の赤字が続いている。

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1052567 0 ニュース 2020/02/14 06:00:00 2020/02/14 06:00:00 2020/02/14 06:00:00 南海電鉄が運営からの撤退を決めた遊園地「みさき公園」(13日、大阪府岬町で)=東直哉撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200214-OYO1I50002-T.jpg?type=thumbnail

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