兼高さん資料館お別れ、地球180周分の土産展示…淡路島28日まで

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2017年2月に資料館を訪れた兼高さん(兵庫県淡路市で)
2017年2月に資料館を訪れた兼高さん(兵庫県淡路市で)

 昨年1月に90歳で亡くなった旅行ジャーナリスト兼高かねたかかおる(本名・兼高ローズ)さんが、地球180周分を旅した中で集めた民芸品や人形などを展示する兵庫県淡路市の「兼高かおる旅の資料館」が、28日に閉館する。施設の老朽化が理由で、約35年間の歴史に幕を下ろす。

 兼高さんはテレビの長寿番組「兼高かおる世界の旅」を手掛け、1990年に1586回で終わるまで、31年間で約150か国を訪問。海外旅行がまだ珍しかった時代に、番組を通して異国文化を伝えた。

 兼高さんが神戸市出身だったこともあり、1985年に淡路島内で博覧会「くにうみの祭典」が開かれた際、会場(現・淡路ワールドパークONOKOROオノコロ)に資料館を開設。閉会後も兼高さんから民芸品や民族衣装など約1650点を借り受け、現在も約400点を展示し、兼高さんの写真パネルや番組を編集した映像も流している。

 しかし、最近は来館者が減り、施設が雨漏りするなど老朽化してきたことなどから、淡路ワールドパークの運営会社が資料館の閉館を決めた。展示品は一般財団法人「兼高かおる基金」(東京)に返還する。

 パーク支配人の清水浩嗣さん(64)は「戦後の世界史を垣間見られる貴重な資料ばかり。最後にぜひ多くの人に見てほしい」と話している。施設入園料(大人1400円、子ども700円)が必要。問い合わせは同パーク(0799・62・1192)へ。

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1070430 0 ニュース 2020/02/25 06:00:00 2020/02/25 06:00:00 2020/02/25 06:00:00 2017年2月に資料館を訪れた兼高さん(兵庫県淡路市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200225-OYO1I50001-T.jpg?type=thumbnail

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