宝酒造、サントリー 消毒アルコール生産へ
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宝酒造(京都市)は15日、医療機関や高齢者施設向けに消毒用のアルコールを販売すると発表した。焼酎や工業用のアルコールを増産して振り向ける。
宝酒造は、アルコールの一部を消毒液の原料として製薬会社に卸している。国や自治体の要請に応じて、医療機関に直接、供給する。月間9万リットルを生産する。
サントリーホールディングスでも4月下旬から、傘下のサントリースピリッツ大阪工場で消毒用のアルコールを生産する。医療機関に無償で提供する予定で、ジンやウイスキー製造用の蒸留設備を活用する。物流費以外の費用はサントリー側で負担する。
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