JR西、赤字2400億円…21年3月期予想 コロナ影響、民営化後最大

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 JR東日本とJR西日本は16日、2021年3月期の連結業績予想で、いずれも最終利益が1987年の国鉄民営化以降で最大の赤字になるとの見通しを発表した。最終赤字はJR東が4180億円(前期は1984億円の黒字)、JR西が2400億円(前期は893億円の黒字)を見込む。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けた外出自粛や在宅勤務の広がりで新幹線や在来線の利用が減り、訪日客の激減でホテルなど関連事業も不振が続いている。最終赤字はJR東が民営化後初めて、JR西は年金制度変更に伴う特別損失を計上した1999年3月期以来22年ぶりとなる。

 JR西は、売上高が前期比39%減の9200億円、本業のもうけを示す営業利益は2900億円の赤字(前期は1606億円の黒字)を予想した。8月の運輸収入(速報値)も前年同月比58・2%減と低迷が続いている。

 大阪市内で記者会見したJR西の倉坂昇治専務は、「鉄道利用がコロナ前の水準まで戻ることは難しい」と話したうえで、回復に向かうのは年明けになるとの見通しを示した。来年3月時点でも、鉄道の利用水準は従来の6割弱、ホテルは約6割、百貨店は約8割にとどまると見込んでいる。

 経営環境の悪化を受け、両社は来春のダイヤ改正に合わせた終電時刻の繰り上げや、安全に支障がない範囲での設備投資の先送りなど、構造改革も進める。JR西は21年3月期のコスト削減額について、計画していた500億円から700億円に増やす。通勤ラッシュ時の運賃を上げる時間帯別運賃の導入も検討している。

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