播磨灘のカキから貝毒…兵庫県、食べないよう呼びかけ
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兵庫県は2日、県西部の播磨灘で養殖されるマガキから国の規制値を超えるまひ性貝毒が検出されたと発表した。県は漁協に出荷自粛を求めるとともに、11月30日以降に出荷されたカキの回収を指示し、購入者に食べないように呼びかけている。
発表によると、貝毒が検出されたのは姫路、たつの、相生、赤穂各市の4地点で、規制値の5~1.25倍だった。プランクトンの大量発生が原因とみられ、県は「例年より雨量が少なかったことなどが要因ではないか」としている。
播磨灘の養殖カキは毎年10月末~翌年4月頃に出荷され、年末年始に本格的にシーズンを迎えるが、播磨灘でこの時期に規制値を超える貝毒が検出されたのは初めて。
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