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コロナ終息 筆に願い込め…清水寺・森貫主 「今年の漢字」14日発表

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 師走の恒例行事「今年の漢字」が14日発表される。公益財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)がその年の世相を表す漢字1字を全国から募集し、最も多かった字が選ばれる。今年は新型コロナウイルス関連が上位を独占しそうだが、毎年発表の場で豪快に筆をふるう「あの人」も予想を披露してくれた。

 「今年の漢字」は1995年に始まった。阪神大震災や日本中を震撼しんかんさせたオウム事件などに見舞われた年に選ばれたのは「震」。25回の歴史の中で複数回の選出は「金」(3回)と「災」(2回)の2字しかない。昨年は新元号にちなみ「令」だった。

 新型コロナのニュースで幕が開けた2020年。一斉休校、東京五輪・パラリンピックの延期、緊急事態宣言の発令、外出自粛や飲食店の営業時間短縮、逼迫ひっぱくする医療現場と、日常生活や日本経済に暗い影を落としたまま暮れようとしている。「今年の漢字」も例外ではない。発表の場である世界遺産・清水寺(京都市)には毎年、多くの報道陣が詰めかけるが、今年は感染拡大防止のため、代表者による撮影に変更される。

 初回から巨大な和紙に漢字を披露してきた同寺の森清範せいはん貫主(80)=写真=も、漢字の魅力などを伝えるため全国各地で開いている講話の自粛を余儀なくされた。それだけに今年の漢字にかける思いは強い。「発表は、1年を清める儀式でもある。いつも『来年がいい世相になるように』と祈願して筆を走らせているが、今年はその願いは一層強い。感染終息につながればと思っています」と力を込める。

 募集はすでに締め切られたが、集計作業は例年発表前日まで続くため森貫主が漢字を知るのは発表直前だという。毎回、予想の1字を手のひらに書いて臨むが、的中は阪神タイガースがリーグ優勝した03年の「虎」だけだ。子どもの頃からの阪神ファン。「この字しか思いつかなかった」と笑う。

 今年の1字を尋ねると、「密」を予想した。感染リスクが高まる「密閉」「密集」など負のイメージが広がった字だが、「親しい」などの意味もある。森貫主は「コロナ禍だからこそ、心のつながりの大切さを知る大切な1字」と語った。

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1690901 0 ニュース 2020/12/10 15:00:00 2020/12/10 15:00:00 2020/12/10 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201210-OYO1I50004-T.jpg?type=thumbnail

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