無観客でも、凧に願いを…徳島・阿南市
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徳島県阿南市では3日、新型コロナウイルスの収束を願い、疫病を退けるとされる妖怪アマビエを描いた
地域活性化に取り組む市民団体「羽ノ浦町おやじの何でも塾」が毎年1月3日に行う恒例イベントで、凧にはその年を象徴する図柄や文字をあしらう。
例年は親子連れら約300人が一緒に凧揚げを楽しむが、今年は無観客で実施。阿南市内の那賀川河川敷に集まったメンバー約10人は、赤や黄色などで彩ったアマビエを中心に「コロナ退散」の文字を添えた手作りの凧を揚げた。代表の福井義範さん(72)は「コロナ禍を早く収束させて、来年は子どもの歓声が聞きたい」と話していた。
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