関西の私立中も 入試スタート
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関西2府4県の主な私立中学校でも16日、感染予防に気を配りながらの入試がスタートした。
大阪市天王寺区の四天王寺中には、昨年並みの約770人が志願した。午前7時半頃から、校門横に設けられたブースでマスクやフェースシールド、手袋を着けた職員が、受験生を非接触型の体温計で検温。平熱を確認すると、一人一人に赤色のリストバンドを巻いた。感染対策として、1教室に入る受験生は例年の半数の25人に抑えた。恒例の学習塾による激励も少人数に絞って実施されていた。三重県伊賀市の女子児童(12)は「無事に受験の日を迎えられて良かった。第1志望なので力を出し切りたい」と意気込んだ。
各府県の私学団体などが公表した中間集計によると、平均倍率は前年から微増または横ばいという。
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