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自宅療養中の死亡を調査へ…大阪府

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記者団の質問に答える吉村洋文知事(29日、大阪府庁で)
記者団の質問に答える吉村洋文知事(29日、大阪府庁で)

 大阪府枚方市で昨年12月、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養中だった主婦の女性(62)と母親(90)が相次いで死亡していた問題で、吉村洋文知事は29日、記者団に対し、自宅療養中に死亡した事例について実態把握に乗り出す考えを示した。これまでは、医師が「死因は基礎疾患による」などと診断した患者は、「自宅療養死」に数えていなかった。

 関係者によると、枚方市の女性は母親と夫(66)、息子(38)の4人暮らし。女性には糖尿病の持病があったが、自宅で足腰が弱った母親の介護をしていた。

 昨年11月下旬、2人に高熱が出て、夫や息子も含め家族全員が陽性と確認。枚方市保健所に相談し、介護などのため自宅療養をしていたが、12月2日、夫が布団で寝ていた女性の様子を見に行くと、2人の容体が急変しており、救急隊が駆けつけた際は、既に死亡していた。

 保健所の職員が毎日、電話で体調を尋ね、当日朝も2人とも症状は悪化していなかった。病死だったが、府によると、医師は2人の死因をコロナによるものではないと判断したという。

 府は、死因が基礎疾患によるものでもコロナ患者が死亡した場合は、国の基準に基づき死者数に加えて発表している。一方で「自宅療養中の死者」については、医師が「コロナが死因」と診断した事例に限って計上。これまで「府内で1人しかいない」と説明しており、枚方のケースは含んでいなかった。

 吉村知事は「(同様の患者は)一定数いると思う」として過去事例を調べ直していることを明らかにし、厚生労働省が進める自宅療養者の死亡事例の全国調査についても、「医師がコロナが死因と判断していなくても、自宅療養中に亡くなったのであれば、国が基準を明確にした上で人数を公表すべきだ」と述べた。

 対応強化策としては、指先に装着して血中の酸素濃度を測る「パルスオキシメーター」の全戸配布や、オンライン診療の拡大などを進めていく考えを示した。

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1807938 0 ニュース 2021/01/30 06:00:00 2021/01/30 06:00:00 2021/01/30 06:00:00 記者団からの質問に答える吉村洋文知事(府庁で)=太田晶久撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210130-OYO1I50002-T.jpg?type=thumbnail

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