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視聴覚障害者の「巣ごもり」を応援…映画、舞台に字幕・手話加えて配信

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毛利さん(中央)らが語る「I/O」の解説動画には、画面右に手話通訳がつく
毛利さん(中央)らが語る「I/O」の解説動画には、画面右に手話通訳がつく
配信映像には、画面設定を切り替えると英語や日本語で字幕がつく
配信映像には、画面設定を切り替えると英語や日本語で字幕がつく

 視聴覚障害者らが映画や舞台映像を楽しめるバリアフリー対応の動画配信サービスが5日から始まる。字幕や手話、音声ガイドなどを加える「オンライン型劇場」で、国内初の試みという。コロナ禍の巣ごもり需要で動画配信は急成長しており、芸術作品に接する機会の格差を解消する取り組みとして注目されそうだ。

 「THEATRE for ALL(シアター・フォー・オール)」で、イベント制作会社「precog(プリコグ)」(東京)が運営。同社によると、バリアフリー対応の動画は、制作コストや技術面がハードルとなり、専用サイトはなかったという。今回、文化庁の助成を受けて実現にこぎつけた。

 会員登録すれば、1作品につき500~3000円(一部無料)で鑑賞できる。開設時には約30作品を配信。ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した映画「絵の中のぼくの村」(東陽一監督)、美術家・毛利悠子さんの映像作品「I/O」をはじめ、ダンスやミュージカルなど多岐にわたる。字幕や音声ガイド、手話通訳などを入れた試作版を作り、障害者らの意見を聞いて仕上げた。

 収録映像だけでなく、ライブ配信も行う。国際的に活躍する劇作家、岡田利規さん(47)の演劇「消しゴム山」が2月13、14両日、東京の劇場から生中継される。東日本大震災を題材に創作した作品で、日本語と英語の字幕を付ける。岡田さんは、「バリアフリーとは何かを考えるきっかけになり、創作意欲を刺激された。オンラインならではの観劇体験を味わってもらえたら」と前向きだ。

 各作品の解説動画も準備し、理解を助ける工夫も凝らす。プリコグのプロジェクト責任者・金森香さん(46)は「コロナ禍で、特に障害や疾患のある人は外出が困難になっている。こんな時こそ芸術作品で癒やされてほしい」と話す。

 詳細は公式サイト(https://theatreforall.net/)で。

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1812381 0 ニュース 2021/02/01 15:00:00 2021/02/01 15:00:00 2021/02/01 15:00:00 毛利さん(右)の作品について、大崎さんと語る解説動画。手話通訳を付けた https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210201-OYO1I50006-T.jpg?type=thumbnail

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