シェフが情報誌発刊 岸和田の大竹さん…地元の名所、飲食店を紹介
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岸和田市のイタリアンレストランのシェフが、地元の名所や飲食店などを紹介するガイド冊子を発刊した。新型コロナウイルスの感染拡大で観光や飲食業が打撃を受ける中、地元を励ます一助にしようと企画した。
同市阿間河滝町のイタリアンレストラン「アルベルゴ アスペラ」のオーナーシェフ・大竹宗一さん(53)が作った。「様々な人の思いを伝えたい」との願いから、イタリア語で「メッセージ」を意味する「Messaggio」と名付けた。
岸和田城や「きしわだ自然資料館」などのスポットのほか、日本、イタリア、スペインなどの料理店や洋菓子店など約25か所を写真付きで紹介。「コロナ禍で、出会いやふれあいが希薄になっている今、人と人とをつなぎたい」とのメッセージも添えた。
約1万部作成し、市役所などで無料で配られている。今春には次号の発刊も計画中で、大竹さんは「今は外出しにくいけれど、落ち着いたら冊子を手に取り、岸和田の魅力を感じてほしい」と話している。
問い合わせは「アルベルゴ アスペラ」(080・6152・2220)。