第三者委の子ども一時保護審査を了承…明石市
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兵庫県明石市は9日、児童相談所が子どもを一時保護した際、第三者が面談し、一時保護の妥当性を判断することなどを柱とした「こどものための第三者委員会」の制度案を公表した。4月から運用を開始する。
第三者委は、児童福祉に詳しい弁護士や元裁判官、元児相所長ら5人程度で構成。一時保護された全ての子どもに原則2日以内に面談し、一時保護の妥当性を審査する。保護者側も、一時保護の継続や面会制限に不服がある場合、調査を申し出ることができる。
2週間以内に児相に意見を通知し、児相はこの意見を基に処遇の見直しを図る。
制度案は9日に開かれた市の検討会で示され、了承された。
泉房穂市長は「全国に広がるよう制度設計を進め、子どもの権利保障の議論を進めたい」と語った。
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