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宿坊滞在 瞑想で癒やし、高野山でテレワーク…和歌山・高野町が新年度から

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 和歌山県高野町は新年度、世界遺産・高野山で仕事(ワーク)をしながら瞑想めいそう(メディテーション)などの宗教体験ができる「ワーテーション」事業を始める。休暇(バケーション)を楽しみながらリモートで仕事をする「ワーケーション」が広がりをみせる中、真言密教の聖地ならではの特色を取り入れ、「仏の癒やしの中での新しい働き方」を提案する。(坂戸奎太)

 事業計画では、利用者は高野山内の寺院の宿坊に宿泊。朝の勤行ごんぎょうに参加して瞑想するほか、写経や精進料理を体験できる。宿坊によっては、炎の前で精神を鍛える護摩行や写仏などを行っている所もあり、町は「様々な体験が選べる」とPRする考えだ。

 仕事場には、それぞれの宿坊から1~2キロ離れた高野山森林公園の管理棟を改修し、ネット環境を整備した部屋を用意。宿坊から管理棟までは杉の並木道が続き、勤行で心を落ち着かせた後、森林浴でリラックスしながら「出勤」できる。今後、料金などの詳細な計画を策定し、早ければ今春から受け入れを始める予定。

 ワーケーションは、新型コロナウイルスの影響で観光業界が苦境に陥っていることに加え、会社の拠点を地方に移す動きもあり、政府も推進する方針だ。誘致に取り組む自治体の協議会加盟数も昨年2月末の81から今月19日現在で170に増えているが、目新しさや好条件がなければ滞在先に選ばれにくい。

 高野山には、高野山真言宗・総本山金剛峯寺をはじめ117の寺院があり、うち51に宿坊がある。近年、宗教体験を求める外国人に人気だったが、コロナ禍で利用が低迷しており、「宗教」という独自性で客足の回復につなげたい考えだ。

 平野嘉也町長は「鐘の音や、街中を歩く僧侶といった心が落ち着く環境は、仕事に最適。将来的には企業オフィスの誘致も目指したい」と話している。

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1859944 0 ニュース 2021/02/22 15:00:00 2021/02/22 15:00:00 2021/02/22 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210222-OYO1I50003-T.jpg?type=thumbnail

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