感染再拡大の兆候把握へ、大阪府でモニタリング検査…1日1000件目標
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大阪市内3か所で5日、新型コロナウイルスの感染再拡大の兆候を早期にとらえるためのモニタリング検査が始まった。今後、府などが検査に協力する事業所などを募り、1日1000件程度の実施を目指す。
検査は、緊急事態宣言が解除された6府県で国が実施。府内については、府が実務を担う。繁華街や主要駅などで通行人に検査キットを配布する「スポット配布型」と、事業所や学校などで定期的に検査を受けてもらう「団体検査型」がある。
国は当面、1日1万件の実施を目指しており、検査結果は来週以降、随時公表する。宣言が先行解除された栃木県で2月に行われた検査(536件)では、陽性者はゼロだった。
スポット配布の場所は非公表。検査キットを受け取った人は自宅などで検体を採取し、国が委託した民間検査会社に郵送する。陽性の場合は医療機関の受診が求められる。
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