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金丸、後進育成へ第一歩 大阪成蹊大コーチに…陸上400、日本選手権11連覇

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大阪成蹊大のコーチに就任する金丸
大阪成蹊大のコーチに就任する金丸
2015年日本選手権で前人未到の11連覇を成し遂げた金丸(左)。指導者として第二の人生を歩む
2015年日本選手権で前人未到の11連覇を成し遂げた金丸(左)。指導者として第二の人生を歩む

 陸上・男子400メートルの第一人者として活躍した金丸祐三(33)(大塚製薬)が3月末に現役を引退し、4月から大阪成蹊大の女子陸上部コーチに就任する。2016年リオデジャネイロ五輪まで3大会連続で出場し、世界選手権も7度経験。「選手と一緒に戦うという気持ちで取り組みたい」と新たな一歩を踏み出す。

 大阪成蹊大(大阪市東淀川区)の目と鼻の先にある大阪高の出身。高校3年だった05年日本選手権で初優勝して以来、国内トップの看板を背負い、トラック種目では大会最長の11連覇を成し遂げた。地元での再出発となり、「慣れ親しんだ土地なのでやりやすい」と笑う。

 自己記録は日本歴代5位の45秒16。昨季は故障もあって、タイムは50秒台に落ちた。「東京五輪に出られるかどうか。自分のことは自分が一番わかる」と引退を決意。第二の人生を模索していたところ、同大学を全国的な強豪に育てた滝谷賢司監督から「あれほど経験を積んだ選手はいない」として声を掛けられた。

 現役生活で惜しまれるとすれば、1992年バルセロナ五輪で8位に入賞した高野進さん以来となる五輪での決勝進出、高野さんが持つ日本記録(44秒78)の更新を果たせなかったこと。ただ、本人は「僕は、いわゆる勝ってきた選手。努力が報われない選手も多い中、頑張って良かったと思える」と、未練よりも感謝を口にした。

 新天地では、駿河台大のコーチだった妻の速香さんと指導にあたる。自身の強みになるのが長年培った「セルフコーチング」だ。目標や疲労などを考慮して練習メニューを自ら管理。他の選手の動きもいいと思えば取り入れた。「見識を深めないと、可能性を広げられない。指導に近い思考は持ち続けた」と振り返る。

 世界の壁に何度もはね返されながら、日本のロングスプリントの灯を守ってきた。引退を決めた後も練習を続けているといい、「真面目に競技に取り組んでくれる選手と歩みたい。自分も上を目指す気持ちを常に持ち、陸上界へ恩返しができれば」。誇りを胸に、次世代の若手を支える。(平野和彦)

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1906564 0 ニュース 2021/03/10 15:00:00 2021/03/10 15:00:00 2021/03/10 15:00:00 大阪成蹊大のコーチに就任する金丸 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210312-OYO1I50009-T.jpg?type=thumbnail

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