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ボノボ、他の群れから「養子」受け入れ…野生類人猿で初確認、京大など

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養子に授乳するボノボ(2019年、コンゴ民主共和国で)=徳山さん提供
養子に授乳するボノボ(2019年、コンゴ民主共和国で)=徳山さん提供

 野生で生息する類人猿の「ボノボ」が、別の群れから子供を「養子」として受け入れて育てるケースを2例確認したと、京都大などのチームが発表した。野生の大型類人猿で確認されたのは世界で初めてという。見知らぬ他者を手助けする人間の進化過程を考える手がかりになると期待される。論文が19日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

 ボノボは人間に最も近い類人猿とされ、10~100頭の群れで行動する。類人猿では、母親の親戚や仲間が孤児の面倒を見ることがあるが、いずれも同じ群れでのケースだった。

 チームは2011年から、アフリカ中部・コンゴ民主共和国に生息する四つの群れを観察。19年4月と10月、それまで群れの中にいなかったメスの子供を抱く大人のメスをそれぞれ発見した。最初のケースでは、自分の子供2頭とともに、養子にも授乳や毛繕いをするなど家族関係を築いていた。もう一つのケースでは、高齢のメスが養子に食べ物を分け与えるなどしていた。

 ともにフンのDNA鑑定で、親子関係がないことを確認。顔の特徴や長期観察の結果などから、別の群れの子供だったと判断した。チームの徳山奈帆子・京大助教(霊長類学)は「理由ははっきりしないが、他者に寛容なボノボの性質が影響しているのかもしれない」と話す。

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1923068 0 ニュース 2021/03/19 15:00:00 2021/03/19 15:00:00 2021/03/19 15:00:00 養子に授乳する養母のボノボ=京都大徳山助教提供 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210319-OYO1I50010-T.jpg?type=thumbnail

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