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翌々日まで無理しない/持病ある人 医師に相談…ワクチン接種注意点 専門家に聞く

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中野貴司教授
中野貴司教授

 高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種が12日から始まる。今年度中に65歳以上となる約3600万人が対象だ。厚生労働省の「予防接種・ワクチン分科会」で分科会長代理を務める中野貴司・川崎医科大教授(感染症学)に効果や注意点などについて聞いた。(冨山優介)

 ――接種の意義は。

 「高齢者は感染で重症化しやすいが、ワクチンによってリスクを下げられる。感染の拡大を抑えられれば、病床の逼迫ひっぱくも避けられ、社会を正常な状態に戻すことにもつながる」

 ――接種されるのはどんなワクチン?

 「国内では、米モデルナや英アストラゼネカ製も審査が進むが、現在、承認済みは米ファイザー製だけで、当面はこれが使われる。4万人以上が参加した最終段階の臨床試験で、発症を防ぐ有効性は95%だった。新型コロナのような呼吸器の感染症に対するワクチン開発は難しいが、想定したよりも高い効果で期待が持てる」

 ――接種後に起きる好ましくない反応(副反応)は。

 「一定の割合で生じるが、そのリスクよりも、得られる利益の方が大きいとして、各国で接種が進められている。ファイザーの添付文書によると、注射部位への痛みが84%、疲労感が63%、発熱が15%など。痛みは接種後1~2日で治まることが多いようだ。接種の翌々日までは無理をせずに過ごすことが望ましい」

 「まれに『アナフィラキシー』と呼ばれる重いアレルギー反応が起きることもあるが、接種後すぐに生じることがほとんどで、接種会場内に備えられる注射薬で対処は可能だ。これまでアナフィラキシーによる死亡例は出ていない」

 ――注意すべき点は。

 「高齢で体力が弱っていたり、持病があったりする人は、日頃診察を受けているかかりつけ医とよく相談し、自分が接種を受けられる状態かどうか確認することが大切だ。接種会場では、何か疑問や体調の異変があれば、ためらわずにスタッフに伝えてほしい」

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1976096 0 ニュース 2021/04/10 15:00:00 2021/04/10 15:00:00 2021/04/10 15:00:00 中野貴司・川崎医科大教授(川崎医科大提供。紙面掲載時に提供クレジットの記載は不要) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210410-OYO1I50006-T.jpg?type=thumbnail

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