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京都の大企業、独自製品で業績堅調…5G・脱炭素も追い風に

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 新型コロナウイルスの感染拡大で企業業績に明暗が分かれる中、京都に拠点を置く大手企業の堅調さが目立つ。高速・大容量の通信規格「5G」の実用化や、脱炭素の機運の高まりなど、産業の新たな潮流も追い風になっている。

 日本電産は2021年3月期連結決算の業績予想で、売上高が前期比1%増の1兆5500億円で過去最高、最終利益は2倍の1200億円を見込む。コロナ禍による「巣ごもり需要」を背景に、家電やノートパソコンに内蔵されるモーターの受注が大幅に増えた。

 永守重信会長は「電気自動車(EV)でも我々の精密小型モーターの技術がいかせる」と話し、脱炭素化の流れで普及が進むEV向けモーターの開発を強化し、さらなる成長を目指す。

 半導体製造装置を手がけるSCREENホールディングスはパソコン用半導体の需要拡大を追い風に、21年3月期の最終利益は120億円と前期比2・4倍を予想する。5G対応の通信機器に欠かせない電子部品が好調な村田製作所も最終利益が18%増の2160億円と過去最高を見込む。

 製造業が目立つが、20年発売のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」がコロナ禍による外出自粛もあって世界的な大ヒットになった任天堂のように、ソフトの力で存在感を示す企業もあり、産業の層は厚い。

 独自色は利益率の高さにも表れている。京都企業を研究する京都大の川北英隆特任教授が、株式を上場する製造業の20年3月期の営業利益率を分析した結果、本社が京都府以外の806社の平均5・65%に対し、京都府内の30社は7%だった。

 川北特任教授は「高いシェア(占有率)をもつ独自の製品は、苛烈な価格競争に巻き込まれない。先を見越した研究開発が時流に合った製品の供給につながり、他社を圧倒して収益力を高めている」とみる。

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1984134 0 ニュース 2021/04/14 06:00:00 2021/04/14 06:00:00 2021/04/14 06:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210414-OYO1I50001-T.jpg?type=thumbnail

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