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大阪府「重症病床500床」決定、現行から倍増…サポートチーム発足へ

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 大阪府は9日、新型コロナウイルスの病床計画を見直し、重症患者用病床の確保目標を現在の倍以上の500床とする方針を決めた。新たな病床を増やすため、医師への助言や研修を行うサポートチームを発足させる。

 現行計画では感染状況に応じて5段階に分け、75~224床の重症病床を確保するとしている。しかし、3月以降の「第4波」では重症患者が最大449人に上り府は救急医療を制限するなどして重症病床を365床まで積み増したが、ピーク時は91人が軽症・中等症病床で治療を継続していた。

 新たな計画では、4段階目を「非常事態」と位置づけ、「第4波」の実績に基づき計350床の確保を各病院に求めると規定。さらに最も深刻な「災害級非常事態」では、500床の確保を目標にするとした。

 軽症・中等症病床を持つ病院のうち人工呼吸器を備えるなど重症患者に対応できる病院を「中等症・重症一体型病院」に指定して重症病床数を増やす。最大1800床としていた軽症・中等症病床については、「第4波」で約2300床まで増やしたことも踏まえ3000床の確保を目標とする。

 各病院の受け入れ能力を底上げするため、コロナ治療に詳しい医師らによる「新型コロナ治療サポートチーム」(仮称)を組織。重症患者に対応する看護師の研修も支援する。

 府は9日、医療関係者らを集めた会議を開き、病床計画の見直し案を提示し、了承された。出席者からは、早期治療により重症化を防ぐため、軽症・中等症病床を着実に増やしていくことや、医療スタッフの確保などを求める意見が出た。

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