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企業接種 準備急ぐ、中小 1000人確保へ連携模索…大阪府・関経連が説明会

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職場接種の説明会に参加した企業の担当者ら(10日、大阪市北区で)
職場接種の説明会に参加した企業の担当者ら(10日、大阪市北区で)

 新型コロナウイルスワクチンの職場接種に向けた準備が進んでいる。大阪府と関西経済連合会は10日、関経連の会員企業への説明会を開き、積極的な実施を呼びかけた。一方、中小企業の中にも、事業者同士の連携を模索する動きが出始めている。(杉山正樹、梶多恵子)

■一致団結

 この日、大阪市内で開かれた説明会には、オンラインを含め大企業を中心に255社から約500人が参加した。冒頭で吉村洋文知事は「企業や大学でも接種を進めることが必要だ。ワクチンを早く広め、社会経済を動かしていきたい」と強調。関経連の松本正義会長は「安心と活力を一致団結して取り戻す。企業も徹底的にやる」と応じた。

 その後、府の担当者が、ワクチン保管の冷凍庫は国が準備するが、接種を行う医療従事者は企業が確保するなど、職場接種に向けた手続きや注意点を説明した。

 参加者からは、申請から接種までのスケジュールや必要な書類の作成方法など、具体的な質問が相次いだ。富士紡ホールディングスの担当者は「本格的に準備を進めていきたい」と話した。

 府によると8日から企業・大学に申請を募った接種会場の件数は、10日午前9時時点で134に上った。

■高いハードル

 一方、大企業に比べて規模の小さな企業は、職場接種へのハードルが高い。政府の指針で、接種会場や医師・看護師らを自社で確保することや、同一会場での対象者を原則1000人規模とすることなどを求めているからだ。

 子会社を含めた従業員数が650人弱の大阪モノレール(大阪府吹田市)は、必要な人数確保のため、従業員の家族や周辺の事業者にも共同接種を呼びかけている。タクシー大手エムケイは、対象人数の確保は本社がある京都市周辺では可能だが、営業拠点のある札幌市や名古屋市では難しく、対応を検討しているという。

 “1000人の壁”を乗り越えようと、工夫を凝らす動きもある。

 兵庫県の城崎温泉旅館協同組合は、加盟する旅館などの従業員800~1000人を集めた共同方式で実施する。機械専門商社の山善は、単独では人数を確保できない中小の取引先や出入り業者に、共同実施を呼びかける方針だ。

 ニッセイ基礎研究所の篠原拓也主席研究員は「業種や地域が近い企業が集まることで効率化され、医師や会場も確保しやすくなる。接種のスピードアップにつながる」と指摘する。

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2116883 0 ニュース 2021/06/11 06:00:00 2021/06/11 06:00:00 2021/06/11 06:00:00 職場接種の説明会に参加した企業の担当者ら(10日午後、大阪市北区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210611-OYO1I50000-T.jpg?type=thumbnail

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