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熱中症、グッズで防げ…塩分補給ゼリー、リスク通知端末

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 夏本番を迎え、猛烈な暑さの日が続くと熱中症のリスクも高まる。近年は、炎天下で作業する建設現場の声を生かした商品など対策グッズが多様化し、コロナ禍で欠かせないマスクでも熱中症予防を意識した製品が登場している。(久米浩之)

 三和建設(大阪市)が4月に発売した「ゼネコンがつくった3K しおゼリー」は1個10グラムのスティックタイプで、マスカットやライチなど5種類の味がある。昨夏に試作した塩分補給用のゼリーを自社の工事現場で配ったところ評判となり、市販を決めた。

 日焼けでダメージを受けた肌のために配合した「こんにゃくセラミド、コラーゲン、キクラゲ」から「3K」と名付けたが、「きつい、汚い、危険」で3Kと言われる建設現場で熱中症を減らしたいとの思いも込めた。

 兵庫県尼崎市の工事現場で働く男性(48)も「マスクを着けた作業では暑さが増し、手軽に塩分を取れるのは助かる」と話す。過酷な現場で好評な点をPRし、販売拡大を目指す。

 体温の変化で熱中症を未然に防ぐ機器も人気だ。「ミツフジ」(京都府精華町)が前田建設工業(東京都)と共同開発した腕時計型端末「ハモンバンド」は脈の情報から体温上昇を予測し、熱中症リスクを色と振動で伝える。村田機械(京都市)やソフトバンクなど約100社が現場作業で導入を決めている。

 総務省消防庁によると、2020年8月の熱中症の救急搬送者は4万3060人で、統計を始めた08年以降で最多だった。高温下でマスクをすると体内の放熱が妨げられて熱中症リスクを高める恐れがあり、スポーツ用品メーカー「オンヨネ」(新潟県長岡市)は熱中症予防を考慮したマスクを開発した。

 半導体工場のクリーンルーム用の着衣を手がけるノウハウを生かし、通気性と飛まつ防止機能を両立した。共同開発した上越教育大の池川茂樹准教授は「今夏はワクチン接種を終え、暑さに不慣れなまま外出する人も多いとみられ、熱中症に十分な対策が必要だ」と指摘する。

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2230495 0 ニュース 2021/07/24 06:00:00 2021/07/24 06:00:00 2021/07/24 06:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210724-OYO1I50001-T.jpg?type=thumbnail

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