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牛の出産兆候をAIで把握…和歌山の企業などが開発

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 予想が難しい牛の出産時期を人工知能(AI)で捉え、スマートフォンに通知するシステムを青森県の北里大獣医学部と和歌山市の企業が共同開発した。肉牛の畜産農家では、出産予定日が近づくと、損失につながる死産を避けるために昼夜を問わず見回る必要があり、こうした負担の軽減が期待されている。

 同大と画像処理機器などの製造販売会社「ノーリツプレシジョン」が開発。出産の数時間前になると、立ったり座ったり、歩き回ったりといった行動が急増する牛の習性を利用して、牛舎内に設置した小型カメラの映像を基に、牛の行動を学習したAIが分析する。

 出産が近いとAIが判断すれば「行動量が増えています」とスマホに通知が送られる。開発段階の試験では、55頭の母牛の約90%で、出産前6時間以内に通知できたという。

 同大などによると、子牛はへその緒が絡まったり、母牛に踏まれたりし、出産時に5%が死んでいる。防ぐには立ち会うことが必要で、畜産農家は日々見回りが欠かせない。しかも、牛の出産予定日はずれやすく、見回り期間が1~2週間に及び、それでも見逃すこともある。

 7月からシステムを販売したところ、各地の畜産農家から引き合いがあるといい、北里大獣医学部の鍋西久准教授は「出産に伴う負担は、肉牛農家の担い手不足の一因だ。見回りの効率化は、農家の『働き方改革』に貢献できる」と話している。

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