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秀吉が愛した能が21日に公演…大阪城で

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大阪城天守閣を背に、復興90周年記念の能楽特別公演に向けて意気込みを語る山本章弘さん(大阪市中央区で)=杉本昌大撮影
大阪城天守閣を背に、復興90周年記念の能楽特別公演に向けて意気込みを語る山本章弘さん(大阪市中央区で)=杉本昌大撮影
豊臣秀吉が妻の北政所に送った書状。「能を十番覚えた」などと記されおり、能楽への傾倒ぶりがうかがえる(大阪城天守閣蔵)
豊臣秀吉が妻の北政所に送った書状。「能を十番覚えた」などと記されおり、能楽への傾倒ぶりがうかがえる(大阪城天守閣蔵)

 豊臣秀吉(1537~98年)が築いた大坂城跡に1931年に再建された大阪城天守閣(大阪市中央区)の復興90周年を記念して、21日に大阪城公園内の大阪城音楽堂で初めての能楽特別公演「のふの事」が上演される。秀吉が能を愛好したことにちなんだ企画で、大阪を拠点とする能楽師5家が出演する。関係者は「秀吉をとりこにした能の魅力を、ゆかりの地である大阪城で味わってほしい」と意気込む。(淵上えり子)

 秀吉は晩年、能楽に傾倒し、自らの戦績を基に「 豊公ほうこう 能」を作らせ、天皇や公家の前で能を舞うなどした。正室の 北政所きたのまんどころ (ねね)に「能以外のことをする暇がない」「能を十番(10演目)覚えた」と書いた手紙も残る。簡素だった能装束が豪華になったのも、天下人の秀吉が支え、きらびやかな安土桃山時代の文化の影響を受けたためとされる。

 演能を代々の生業とする「職分家」は、家ごとに公演を開くことが多いが、特別公演では、大阪にある能楽シテ方(主役)の上野家、梅若家、大西家、 生一きいち 家、山本家の当主たちが手を携えて挑む。天女の羽衣伝説を描く「羽衣」は山本章弘さんがシテを勤め、霊獣の獅子が戯れる「 石橋しゃっきょう 」では、上野朝義さん、生一知哉さん、梅若 猶義なおよし さん、大西 礼久ふみひさ さんが華麗に舞う。

 5家は8月から5か月連続で、秀吉が武将・前田利家をもてなす能楽会のために書いた番組表「のふの事」を基にしたシリーズ公演を、山本能楽堂(大阪市中央区)で開催。秀吉自身が演じたとされる五つの演目を、各家の当主が1曲ずつシテを勤めて披露している。企画した山本さんは「天下を極めた秀吉にあやかり、コロナ禍で打撃を受けた能楽界をもり立てるきっかけになれば」と話す。

 特別公演は野外で、午後6時半開演。雨天時は映像をライブ配信する。チケットは3000円。問い合わせは山本能楽堂(06・6943・9454)。

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2448137 0 ニュース 2021/10/16 15:00:00 2021/10/16 15:00:00 2021/10/16 15:00:00 大阪城天守閣を背にインタビューに答える能楽師の山本章弘さん(9日、大阪市中央区で)=杉本昌大撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211016-OYO1I50001-T.jpg?type=thumbnail

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