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関電美浜3号機、「テロ対策施設完成遅れ」23日に停止…冬の電力逼迫懸念

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23日に運転を停止する関西電力の美浜原子力発電所3号機(6月、福井県美浜町で)
23日に運転を停止する関西電力の美浜原子力発電所3号機(6月、福井県美浜町で)

 関西電力は21日、美浜原子力発電所3号機(福井県美浜町、出力82・6万キロ・ワット)の運転を23日に停止すると発表した。東日本大震災後の新規制基準で義務付けられたテロ対策施設の完成が遅れているためで、今年6月の再稼働から、わずか4か月間の短期運転となる。施設完成後の来年10月の運転再開を目指す。

 発表によると、23日早朝から出力を下げ、昼頃に発電機と送電網を切り離す「解列」の作業を行って送電を止める。その後、原子炉内の温度や圧力を下げて核分裂反応を抑える「冷温停止状態」となる予定だ。

 美浜3号機は、東日本大震災後、原発の運転期間を「原則40年、最長60年」とするルールが設けられて以降、運転開始40年超の原発として初めて再稼働した。当初からテロ対策施設の完成が期限に間に合わず、短期運転を余儀なくされることはわかっていた。

 それでも再稼働に踏み切ったのは、「電力の安定供給や脱炭素の推進には、40年超原発の活用が欠かせない」(森本孝社長)とみるからだ。この間、関連会社を含め、古い原発を動かす技術や設備管理ノウハウの蓄積を進めてきたという。

 一方、電力の使用量が増える冬場を迎えると、電力需給の 逼迫ひっぱく が懸念される。

 関電は、12月に予定していた大飯原発3号機(福井県おおい町)の定期検査を法律上認められた期限内の来夏に先送りするほか、火力発電も活用し、安定供給に必要な予備率3%を上回る供給力を確保したい考えだ。

 だが、火力発電が増えると、価格が高騰している液化天然ガス(LNG)や石炭、原油の使用量が増え、電気料金の引き上げにつながる可能性がある。

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2461976 0 ニュース 2021/10/22 06:00:00 2021/10/22 06:00:00 2021/10/22 06:00:00 再稼働した関西電力の美浜原子力発電所3号機。福井県美浜町で。本社ヘリから。2021年6月24日朝刊「再稼働 東西で格差 東日本 17基中「ゼロ」 相次ぐ東電不祥事 影響」掲載。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211022-OYO1I50005-T.jpg?type=thumbnail

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