オミクロン、新たに3人感染…京都府知事「危機感」

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 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が24日、京都府内で新たに3人確認された。前日に判明した感染者との接点はなく、感染経路も不明。市中感染による「第6波」も現実味を帯びており、府は無料検査の実施やワクチンの3回目接種の前倒しで、感染拡大を食い止めたい考えだ。(上村真也)

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京都府南部に集中

オミクロン株への警戒を呼びかける西脇知事。今年の漢字に「備」を挙げた(24日、京都府庁で)
オミクロン株への警戒を呼びかける西脇知事。今年の漢字に「備」を挙げた(24日、京都府庁で)

 連日のオミクロン株の感染者判明に西脇知事は「極めて強い危機感を持っている」と硬い表情で話した。

 今回判明した3人の居住地は、京都、城陽両市と精華町。前日の京田辺市も含め、府南部に集中している。大阪府の感染者や海外からの渡航者と接触したという情報は確認できていない。

 第5波を終え、落ち着いていた新規感染者も、22日以降、3日連続で2桁となっており、担当者は「断言はできないが、すでに増加局面に入った可能性がある」と警戒する。

無料検査7か所

 無症状の感染者が増えれば、感染は一気に拡大する。このため府は、24日から、すでに申し出のあった七つの薬局で、希望者全員を対象に無料検査を始めた。府内在住者であれば、発熱などがなくても抗原検査を受けられる。

 ただ、実施事業者は申し出制で、現状では京都市4か所、舞鶴市3か所と地域的な偏りがある。西脇知事は「不安に思われた方が適切に受けられるようにしたい」と述べ、事業者への働きかけも検討するとした。

ワクチン前倒し

 この日、府は、ワクチンの3回目接種について基本的な考え方を示した。すでに医療従事者への接種は始まっており、高齢者施設の入所者へも順次、進めている。他の高齢者についても、1か月前倒しして来年2月にスタートする。

 国は今回、ファイザー製6割、モデルナ製4割で供給するとしている。2回目までと異なるワクチンを打つ「交互接種」をどのように進めるかが課題だ。

 府は事務作業などの混乱を避けるため、医療機関や職員の少ない人口5万人未満の市町村には1、2回目同様、ファイザー製を配分。1、2回目用に保管する19万回のうち、6万回分のファイザー製も3回目接種に充てる。1月下旬以降、府内3か所で集団接種会場も設ける方針で、3回目接種を円滑に進めたい考えだ。

 年末年始(29日~来年1月3日)に発熱などの症状が出た場合、「きょうと新型コロナ医療相談センター」(075・414・5487)で24時間対応する。

無料検査の実施場所

松井薬局本店        下京区材木町    

フジタ薬局本店(小栗栖店) 伏見区小栗栖南後藤町

フジタ薬局石田店      伏見区石田森東町  

フジタ薬局高野店      左京区高野西開町  

佐々木薬局本店       舞鶴市溝尻     

佐々木薬局森店       舞鶴市倉梯町    

佐々木薬局西舞鶴店     舞鶴市伊佐津    

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