堺の液晶工場買い戻しへ、シャープ…完全子会社目指す

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 シャープは18日、テレビ用の液晶パネルを生産する「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」(堺市)の株式を買い戻し、完全子会社化を目指すと発表した。シャープは20%を保有しており、残り80%を海外の投資ファンドから買い取る。取得額や日程は未定。

 シャープは今年、米国市場で家庭向けテレビ事業への再参入を目指している。戴正呉・最高経営責任者(CEO)は社員向けのメッセージで「今後も自動車をはじめとした様々な分野でディスプレーが活用され、更なる需要拡大が期待できる」と意義を強調した。

 シャープは2009年に約4300億円かけてパネル工場を建設した。採算が悪化して経営危機を招く要因となり、段階的に株式を売却。昨春も持ち分の売却を表明したが、方針を転換した。SDPの20年度の売上高は1052億円、最終利益は1019億円の赤字だった。

 大和証券の栄哲史アナリストは「コロナ禍でディスプレーの需要は増えており、適正な競争環境になりつつある。今後、新規参入者が増えるリスクも低く、利益も見込めるだろう」と指摘している。

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