メモ入力
-最大400文字まで
完了しました

日本遺産に認定されている農村景観地区が広がる泉佐野市大木地区で21日、自然を楽しみながら様々な活動ができる施設「シェア・ワークショップ みんまち村」が完成した。
地域の活性化に取り組む市民団体「みんなのまちづくり隊」(袋谷幸宏代表)が、台風被害に遭った築約150年の古民家を改修した。費用は、古民家改修とともに、地区にある民家の軒先をステンドグラス製ランプで彩る計画を立てて、クラウドファンディング(CF)で募集。226人から約370万円が寄せられた。
施設には、料理教室を開けるキッチンや茶道ができる和室、広間などがある。また、オンライン会議ができるようにインターネット環境も整備されている。
この日は、親子連れらが訪れ、地区のランプを巡るスタンプラリーや施設内のギャラリー展などを楽しんでいた。袋谷代表は「いろんな用途で使ってもらい、人に喜んでもらえる施設となるよう、みんなで作り上げていきたい」と話していた。
問い合わせは、同隊事務局(050・3150・8739)。