新卒内定 すでに6割超…採用選考が解禁、対面の面接再開も

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 来春卒業予定の大学生らに対する企業の面接などの採用選考が1日、解禁された。前年と比べ、業績が回復した企業を中心に採用人数が増えており、企業間の競争激化を背景に選考が早期化している。一方で、政府が企業に任意で要請している解禁ルールは形骸化が進み、すでに6割超の学生の就職が内定しているとの調査結果もある。

採用選考が始まり、オンラインで面接するトーヨータイヤの担当者(1日午前、一部画像を修整しています)=同社提供
採用選考が始まり、オンラインで面接するトーヨータイヤの担当者(1日午前、一部画像を修整しています)=同社提供

 タイヤ大手の「トーヨータイヤ」(兵庫県伊丹市)はオンラインで1次面接を実施し、スーツ姿の学生らが自宅や大学などで面接官の質問に答えた。同社は2020年からオンライン面接を導入し、今年も最終面接までオンラインで行う計画という。広報担当者は「遠方の学生も採用試験を受けやすくなった」と利点を説明する。パナソニックグループや東洋紡もオンラインで面接を始めた。

 対面での面接を重視する企業もある。村田製作所は、総合職の面接について2次まではオンラインだが、最終は対面に戻す予定という。広報担当者は「会社の雰囲気を肌で感じてもらいたい」と話す。

 政府が企業に要請する採用ルールでは、説明会などの採用活動は3月1日、面接などの選考は6月1日、内定は10月1日に解禁としている。

 しかし、リクルートの調査では、23年春卒業予定の大学生の就職内定率は5月15日時点で65・4%と前年の同時点より6・2ポイント上昇した。同日時点の調査を始めた21年卒(調査は20年)以降で最高となった。コロナ禍が3年目となり、オンライン面接が定着して採用活動が円滑に進んでいることも早期化に拍車をかけている。

 関西企業でも「すでに採用活動を終了した。6月解禁というルールは意識していない」(大手メーカー)との声が出ている。内定を辞退する学生もいるため、「複数回にわたって採用活動をしている」(流通大手)という企業もある。

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