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京都市左京区の要法寺の池で育ったカモの子と親9羽が3日朝、寺から鴨川までの約700メートルを歩いて引っ越した。
同池では2005年頃からカモが子育てをしており、毎年6月頃に近くを流れる鴨川まで歩いて移動するのが風物詩となっている。
今年は午前10時55分頃、母ガモを先頭に子ガモ8羽が寺を出発。雨の中、近隣住民らが餌で気を引いて誘導し、約40分後に無事たどり着いた。途中、川端署員らが川端通の横断歩道を交通整理し、引っ越しのサポートをしていた。
寺でカモの世話をしている女性(77)は「この母親は面倒見がよく、しっかり世話をする。今日も子どもを置いて飛び立つこともなく、順調にたどり着いた」と話した。