ちぃたん☆活動停止を 須崎市が申し入れ

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「ちぃたん☆はしんじょう君の権利を侵害している」と訴える楠瀬市長(右、須崎市役所で)
「ちぃたん☆はしんじょう君の権利を侵害している」と訴える楠瀬市長(右、須崎市役所で)

「しんじょう君の法的権利侵害」

 須崎市のマスコット「しんじょう君」と似たキャラクター「ちぃたん☆」の着ぐるみがSNSなどで過激な動画を投稿し、市にクレームが相次いだ問題で、市は6日、ちぃたん☆を管理する東京の芸能事務所側に対して、しんじょう君の法的な権利を侵害しているとして、活動停止もしくはデザインの変更を求める申し入れ書を送ったことを明らかにした。

 市によると、しんじょう君は2013年から現在のデザインで活動。一方、ちぃたん☆の着ぐるみはしんじょう君と同じデザイナーが担当して17年から活動、グッズ展開やテレビ出演などをしている。18年1月にちぃたん☆のモデルとなったコツメカワウソに市の観光大使を委嘱した際は、着ぐるみも同席していた。

 市は「ちぃたん☆のイラストや着ぐるみはしんじょう君のデザインに依拠して制作している。ちぃたん☆のテレビ出演やグッズ販売などは著作権侵害のほか、誤認・混同が生じており、不正競争防止法に定める不正競争に該当する」などとして、先月17日に芸能事務所側に文書で申し入れを行った。しかし、その後もちぃたん☆はSNS上で活動を継続し、テレビ出演の告知をしていることから、市は今月1日、民放テレビ局2社に対して、市の対応などについて通知したことも明かした。

 また、市は、しんじょう君の商標登録が17年9月に認められる一方、ちぃたん☆の商標登録出願は「先願に係る他人の登録商標」を理由に拒絶されたことを挙げて、しんじょう君が“オリジナル”であることを改めて強調した。

 楠瀬耕作市長はこの日の定例記者会見で「これまではお互いの発展のため権利主張を猶予していたが、信頼関係は壊れた。市民の財産としてのしんじょう君を守らないといけない」と話したほか、「向こう(芸能事務所側)の出方次第だが、訴訟も選択肢のひとつだ」とした。一方、芸能事務所側は取材に対し「担当者がおらずコメントできない」としている。

 ちぃたん☆の着ぐるみは、草刈り機を振り回すなど過激な動画をSNSなどに投稿し、しんじょう君と誤認するなどした市民から苦情や問い合わせが100件以上寄せられる事態に。これを受けて市は先月17日、コツメカワウソに対する観光大使の委嘱を解いていた。

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433266 0 ニュース 2019/02/07 05:00:00 2019/02/07 05:00:00 2019/02/07 05:00:00 「ちぃたん☆はしんじょう君の著作権侵害にあたる」と訴える楠瀬市長(右)(6日午後4時55分、須崎市役所で)=今村真樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190206-OYTNI50039-T.jpg?type=thumbnail

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