消防指令業務 共同運用へ
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災害備え 高知、土佐市が調印
南海トラフ地震などに備え、高知、土佐両市が、119番などを受理して出動を指揮する指令業務を共同運用することになり、高知市役所で5日、調印式が行われた。2023年秋の運用開始を目指す。
計画では、高知市消防局に新しい指令センターを設ける。人員を集約することで、救急車や消防車に迅速な指示を出せるようになるほか、市境を超えた広域的な災害への対応力も高まるという。また、システム整備費の節減も期待される。
調印式で、高知市の岡崎誠也市長は「着実に整備を進め、住民の命を守るために活用していく」と述べ、土佐市の板原啓文市長は「消防業務は一分一秒を争うだけに市民の大きな安心につながる」と話した。
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