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動物愛護の拠点「早期に」

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中沢副市長(左端)に署名を手渡す吉本理事長ら(高知市で)
中沢副市長(左端)に署名を手渡す吉本理事長ら(高知市で)

NPO 高知市へ署名提出

構想から3年 建設地選び難航

 保護猫や保護犬の新たな居場所探しや、動物愛護の広報活動などの拠点として、県と高知市が設置する「こうち動物愛護センター(仮称)」が、基本構想から約3年たっても、開設のめどが立たない状態になっている。構想に即した場所の確保が難航しているためだが、動物愛護団体は「すでに困っている人も多い」と、約5万3000人分の署名を集め、早期の開設を求めている。(福田友紀子)

 県内では、1981年に高知市と四万十市に小動物管理センターが設置された。福祉保健所などで保護された犬と猫の収容や譲渡、やむを得ない場合には殺処分が行われている。かつては野犬対策が中心だったため、譲渡まで犬や猫を保護するスペースなどが不足。施設の老朽化や災害対策なども課題となっている。このため、県や高知市が愛護センター設置に向け、基本構想を2018年春にまとめた。

 動物とふれあうスペースに加え、獣医師会やボランティア団体と連携して活動する拠点、必要資材の備蓄や飼い主への支援など災害時の拠点といった機能を想定し、20~21年度中の開設を目指していた。

 ただ、基本構想で掲げた建設地の条件▽津波浸水域外▽公共交通機関が利用可能▽住宅地から一定の距離がある――に合致した候補地が少ない上、臭いや鳴き声などを懸念する地域住民から理解を得るのも難しく、選定が難航しているという。

 こうした状況を受け、譲渡会の開催や、多頭飼育崩壊のレスキューなどに取り組んでいるNPO法人アニマルサポート高知家(高知市)が、昨年11月から紙とインターネットを併用し、署名を集めた。

 今月9日には関係者が市役所を訪れ、中沢慎二副市長に署名を手渡した。吉本由美理事長は「野良猫の問題、多頭飼育崩壊など困っている人が多い。誰もが集え、相談できる場所となる施設を一日も早く建設してほしい」と訴えた。署名は近く県にも提出する。

 県食品・衛生課の担当者は「いつまでも開設しないわけにはいかないので、条件の優先順位などを考えていきたい」としている。

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1942088 0 ニュース 2021/03/28 05:00:00 2021/03/28 05:00:00 2021/03/28 05:00:00 中沢副市長(左端)に署名が手渡された(高知市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210327-OYTNI50018-T.jpg?type=thumbnail

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