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初の日曜 人出狙い奔走
7月10日投開票の参院選が公示されて最初の日曜日となった26日、徳島・高知選挙区(改選定数1)の各候補者は人出の多い場所を狙って街頭演説するなど、浸透に向けたアピールのため地域を走り回った。
徳島市の産直市では、候補者の一人がグータッチをしながら各店を訪ね、知名度アップを図った。「広い選挙区で全市町村を回るのは大変だが、各地域に足を運んで丁寧に訴える」と意気込む。またJR徳島駅のバスターミナルで演説して支援者や学生と写真撮影をしたり、離島の伊島(徳島県阿南市)を回って支援を求めたりする候補者もいた。
高知市中心部の日曜市では、スイカなどの夏らしい商品が並び始めた店の前を買い物客らが行き交う中、複数の候補者が入れ替わりで街頭演説に立った。候補者の一人は物価高に触れながら「何よりも政治がやるべきなのは生活と仕事を守ることだ」と呼びかけた。その周辺では、候補者が徳島県にいて不在の別陣営の選挙カーから、支持を呼びかける声も響いた。