国内外の水銀被害訴え 熊本学園大 環境フォーラム開幕

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水銀被害を訴えるマクドナルドさん
水銀被害を訴えるマクドナルドさん

 国内外の環境汚染の被害者や研究者が集う「第3回環境被害に関する国際フォーラム」が22日、熊本市の熊本学園大で開幕した。「水俣病・失敗の教訓を将来にかす」をテーマに24日も行われ、水銀による河川汚染や水俣病の被害者らが実態を報告し、課題解決の方策を探る。

 フォーラムは、同大水俣学研究センターなどが主催。22日はカナダ、韓国、中国、日本の被害者や研究者らが発表し、約100人が聴講した。

 記念講演では、大阪市立大の宮本憲一名誉教授(環境経済学)が日本の公害史を解説し、「水俣病は環境問題の原点。工業化を急ぐ途上国にとって環境保全の教科書になる」と述べた。

 カナダのマービン・リー・マクドナルドさんは、1960年代に製紙工場が川に流した水銀が引き起こした先住民居留区での健康被害を報告。「補償は十分ではなかった。私たちは漁業や釣りのガイドなど川にまつわる仕事を奪われた」などと訴えた。中国の河川汚染による健康被害と浄化への取り組みなども報告された。

 24日は午前9時半~午後5時、水俣市公民館で各国からの被害報告やパネルディスカッションなどを行う。

457169 1 ニュース 2019/02/23 05:00:00 2019/02/23 05:00:00 2019/02/23 05:00:00 水銀被害を訴えるマクドナルドさん https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190222-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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