熊本市民病院跡売却へ 一部解体

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 熊本市は、熊本地震で被災した熊本市民病院(東区湖東1)について、被害が大きかった一部の病棟を2021年3月までに解体し、跡地を売却する方針を決めた。売却益は、地震後に収支が悪化した病院事業の借金返済などに充てる。10月にも解体工事に着手する予定。

 病院によると、売却するのは、病棟の敷地1万3014平方メートルと、周辺3か所の駐車場計3721平方メートル。病棟のうち被害が大きかった北館(地上8階、地下1階)と南館(同)は、市が約13億円かけて21年3月までに解体する。被害が軽微で、現在診療を行っている新館(地上7階)については、解体するかどうか未定という。

 病院は熊本地震で診療を一時休止。再開後も入院患者の受け入れ縮小などで収益が4割程度まで落ち込み、減収分を穴埋めする借金(減収対策企業債)は地震から3年半の間に約130億円に膨らんだ。病院は30年で返済する計画で、跡地の売却益を充てる。

 売却先は今後、検討するという。病院の藤本真一事務局長は「好立地なのでマンションや商業施設など様々な活用法が考えられる。一括売却か分割して売却するか、売却益の大きい手法を考えたい」と話している。

 北東に約2キロ離れた場所に移転した新病棟(東区東町4)は、10月1日に開院。同7日から外来診療の受け付けを始める。

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