水俣病慰霊式中止 苦渋の思い「文集に」

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◆実行委・緒方さん考え

 水俣市で毎年営まれている水俣病犠牲者慰霊式について、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、初の中止を決めた21日の実行委員会では、賛否の意見が上がり、投票で中止が決まった。認定患者で実行委員長を務める緒方正実さん(62)は、開催したくても出来なかった思いを記録する文集の作成などを検討する考えを示した。

 実行委は市や患者・被害者団体、原因企業チッソなど17団体で構成し、この日の会合には13団体が出席した。「命の大切さを訴える場で感染を誘発してはならない」として見送りを主張する声の一方で、「水俣病の教訓を伝えるため規模を縮小してでも開くべきだ」との意見も出て、多数決で中止が決まった。

 緒方さんは「個人個人が心を込め、亡くなったすべての生命にお祈りしてほしい」と語った。

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1360129 0 ニュース 2020/07/23 05:00:00 2020/07/23 05:00:00 2020/07/23 05:00:00

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