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規格外ブドウで天草の新名物 農園など3者、開発へ

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ピューレを試作する(右から)田中さん、蟻正さん、山中さん
ピューレを試作する(右から)田中さん、蟻正さん、山中さん

 天草市のブドウ園や果実加工所、地域おこし協力隊員の3者が連携して、規格外のブドウの実を使った商品開発に取り組んでいる。実をすりつぶした「ピューレ」と、乾燥させた「レーズン」に加工して試験販売し、来年度からの本格販売を目指す。(浜村勇)

 「味はいいが、色づきが悪かったり実が割れたりして出荷に向かないブドウを何かに利用できないか」

 市の地域おこし協力隊員として活動する蟻正ありまさ直揮さん(42)に、同市佐伊津町のブドウ園「陽紅園」代表の山中虎威とらいさん(67)から相談があった。陽紅園は、「紅伊豆」と呼ばれる品種を育てており、県内外から注文を受けているが、規格外となるブドウが年間100~200キロ出るという。

 蟻正さんは、市内の果実加工所「Kittooキットー」に協力を依頼。ブドウ本来の味を生かせて、保存性もあるピューレとレーズンへの加工を思いついた。

 「廃棄していたブドウが活用できればシーズンオフの収入につながる」。山中さんは期待を寄せる。

 商品化に向け、「Kittoo」代表の田中博之さん(44)を中心に試行錯誤を重ねている。皮付きの実を使ったり、1粒ずつ種を取り除いたりしながら、食感や風味などを比較して最適な味を探すという。

 「業者向けに販売できれば、菓子や料理など色々なものに使ってもらえるのではないか」と田中さん。ピューレとレーズンを加工した別の商品が生まれれば、新たな販路開拓の可能性もあると考えている。

 蟻正さんは「原料調達と加工を天草で行い、地域づくりや農家の所得向上につながるような特産品にしたい」と意気込んでいる。

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1471329 0 ニュース 2020/09/12 05:00:00 2020/09/12 05:00:00 2020/09/12 05:00:00 商品開発に向けてピューレを試作する田中代表(右端)ら関係者 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200911-OYTNI50008-T.jpg?type=thumbnail

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