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ミヤマガラスふん害深刻 熊本の中心市街地 音や光で撃退実験

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カラスのねぐらとなっている花畑公園の大木に拡声機を向ける徳田准教授(左)ら(12月上旬)
カラスのねぐらとなっている花畑公園の大木に拡声機を向ける徳田准教授(左)ら(12月上旬)
中心市街地のねぐらへ向かうカラスの大群(12月上旬)
中心市街地のねぐらへ向かうカラスの大群(12月上旬)

 冬場に飛来し、熊本市の中心市街地をねぐらとしているミヤマガラスのふんによる環境被害が深刻化している。市は事態を改善するため、専門家と協力して、音やライトを使って撃退する実証実験を行った。効果のほどは、春先にホームページで公表する予定だ。(松尾真里那)

 冬の日が暮れた花畑公園(中央区)。大量のカラスが羽を休める大木に向け、拡声機から「アー、アー」と鳴き声が流された。すると、一斉に羽音が響き、黒い塊が飛び立っていった。カラスを追い払うこの実験は、12月上旬から今月18日まで続けられた。

 市鳥獣対策室によると、市内ではこの時期、越冬するミヤマガラスの大群が中国大陸から飛来し、在来のカラスと一緒にねぐらを作っている。以前は山中をねぐらにしていたが、2年ほど前から市街地で群れを成すようになり、同時に街中での「ふん害」が問題となっていた。担当者は「街中は天敵が少なく、居心地がいいのではないか」と推測する。

 市は2019年度、カラスの生態を研究する佐賀大農学部の徳田誠准教授に生態調査を委託。その結果、渡来数の増加に伴い、ねぐらが市の中心部に拡大していることなどが裏付けられた。

 そこで、短期的な対策として、音やLEDライトを使って追い払えるかどうかを調べる実証実験を行うことにした。実験には、カラスの被害対策が専門のコンサルタント会社「CrowLab(クロウラボ)」(栃木県)が協力。ねぐらに向かって、カラスが仲間に危険を知らせる鳴き声などを組み合わせた同社独自の音声を一定の間隔で流したほか、LEDライトを照射した。

 同社の塚原直樹代表(41)は「様々な対策を講じ、人通りの少ないところへ移動させたい」と話していた。

 実証実験に関する報告書は3月までにまとまる予定。

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1791551 0 ニュース 2021/01/24 05:00:00 2021/01/24 05:00:00 2021/01/24 05:00:00 カラスのねぐらとなっている大木に拡声機を向ける徳田准教授(左)ら=松尾真里那撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210123-OYTNI50010-T.jpg?type=thumbnail

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