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「MINAMATA」水俣で来月21日先行上映

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試写会で感想を述べ合う実行委員ら
試写会で感想を述べ合う実行委員ら

 水俣病問題を描いた映画「MINAMATA」が8月21日、舞台となった水俣市で先行プレミア上映されることが決まった。9月の全国一斉公開に先駆け、国内で最も早い上映。18日に同市で関係者向けの試写会があり、上映の実行委員会のメンバーは「史実に基づく物語を多くの人に見てほしい」と力を込めた。

 映画は、1971年に水俣市へ移住して漁業者らとの交流を深め、劇症型患者らの実態を世界に伝えた米国人写真家ユージン・スミス氏(1918~78年)と当時の妻アイリーン・美緒子・スミスさん(71)らを描いた作品。夫婦共作の写真集「MINAMATA」が原作で、スミス氏を米人気俳優ジョニー・デップさんが演じている。

 配給会社のロングライドによると、同市での先行上映は、6月に有志らが結成した実行委の意向で実現。作品には被害者救済を先導した川本輝夫さん(故人)も描かれ、長男・愛一郎さん(63)は「真田広之さんが演じる姿は(原因企業チッソと)自主交渉していた父親そのもの。自分や妹の小さい頃の姿も登場する。真実を伝えている映画で、世代を超えたメッセージが込められている」と話す。

 実行委は「水俣病と距離を置いていた方にも見てほしい。美しく再生した水俣を感じていただきたい」としている。

 先行上映は同市文化会館で午前11時と午後3時からの2回。新型コロナウイルスの感染防止対策を施し、座席は半減して約500ずつとする。チケットは23日から「イープラス」で販売する。一般・大学生1500円など。問い合わせは事務局(090・7699・6985)へ。

(白石一弘)

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2225531 0 ニュース 2021/07/22 05:00:00 2021/07/22 05:00:00 2021/07/22 05:00:00 映画「MINAMATA」の感想を述べ合う実行委員ら https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210721-OYTNI50019-T.jpg?type=thumbnail

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