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若者向け教育イベント 被災地支援の団体新たな活動

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ビデオ会議システムでトークイベントを進行する坂本さん(右)
ビデオ会議システムでトークイベントを進行する坂本さん(右)

 熊本地震や昨年の豪雨などで被災地支援を続ける熊本市の一般社団法人「BRIDGE KUMAMOTO(ブリッジクマモト)」は、新たな社会活動として教育イベントの企画を始めた。新型コロナウイルスの流行が続く中、オンラインでトークショーを開き、若者の学習意欲の向上を図っている。

 8月下旬、市内の事務所でメンバーの坂本紫織さん(27)が、ビデオ会議システム「ZOOM(ズーム)」で「自分の目標や夢を知るきっかけにしてほしい」と呼び掛けた。

 団体として初めて主催した教育イベント。徳島県の私立高校から米・スタンフォード大に合格した松本杏奈さん(18)に参加してもらい、望む未来を実現する方法などについて話してもらった。

 団体は熊本地震後の2016年春、県内のデザイナーらで設立した。「創造力による社会課題の解決」を掲げ、被災地域の使用済みブルーシートで作ったバッグを販売。収益の一部を継続して寄付するなどアイデアに富んだ取り組みを進めている。

 教育分野へ活動を広げるきっかけは、観光客増加を意図した企画が思わぬ反響を呼んだことだった。

 熊本城から落ちて割れた瓦の欠けらを使って「お守り」を作ったところ、「今後落ちることはない」として受験生らの注目を集めた。

 過去に甲佐町で町営塾の開設に携わったことがある坂本さんは、経済的な理由から思うような進路に進めず、目標も持てずに悩む生徒を目にしてきたこともあり、「学生向けにできる活動があるのではないか」と思い立ったという。

 どの地域に住んでいても教育を受けられ、夢が持てるようにヒントを探ろうと、ネット上で知った松本さんにSNSでメッセージを送り、講演を依頼。当日は県内外の学生ら約120人が耳を傾けた。

 講演で松本さんは「自分の夢を見極めるために自己分析に取り組んだ」と紹介。進路選択は自己実現の手段の一つと捉え、「未来の自分が誇れる道を歩んでいるのか。自問を続けて」などと語った。

 ブリッジクマモトの佐藤かつあき代表理事は「今後も『時の人』のような、若者を代表する方に話を聞ける機会を増やしたい」とし、坂本さんは「教育機関でも専門家でもない団体だからこそできる支援を模索していきたい」と語った。

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2345839 0 ニュース 2021/09/07 05:00:00 2021/09/07 05:00:00 2021/09/07 05:00:00 ビデオ会議システムでトークイベントを進行する坂本さん(右) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210906-OYTNI50038-T.jpg?type=thumbnail

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