県立劇場復興テーマ公演 3月予定 行定監督が総合演出

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人吉駅のホームで対談する行定さん(右端)ら
人吉駅のホームで対談する行定さん(右端)ら

 県立劇場は、熊本市出身の映画監督・行定勲さんを総合演出に迎え、災害からの復興をテーマにした舞台公演を計画している。今月14日には、豪雨で被災した人吉市で、行定さんと建築家の隈研吾さん、蒲島知事らによる対談を開催し、人と自然との向き合い方や、球磨川流域の風土などについて議論を深めた。

 熊本地震復興5年事業の一環。県立劇場は地震後、避難所や学校などに芸術家を派遣し、アートの力で復興を支援する「アートキャラバン」を続けてきており、その集大成として企画した。

 公演は来年3月を予定。「木と火と水、そして再生の物語」と題し、舞踊と手紙の朗読を組み合わせた創作舞台で、コロナ禍や豪雨災害も踏まえた内容になるという。

 対談は、舞台公演の導入として企画され、JR人吉駅のホームで、県立劇場の 姜尚中カンサンジュン 館長を司会に無観客で実施。政治家、建築家、映画監督のそれぞれの立場から、球磨川流域の持つ可能性や復興のあり方、災害に向き合う人々のたくましさについて語り合った。隈さんは、同市の青井阿蘇神社で取り組む国宝記念館など木を生かした建築や、災害が相次ぐ中での熊本との関わりについて紹介した。

 終了後、報道陣の取材に応じた姜さんは、舞台公演について「自然災害を受け入れながら、その中で豊かさを見つけ出すような、しなやかな生き方を発信できればいい」と語り、行定さんは「地震、水害、コロナ禍の中で今自分たちがいる場所を再確認し、未来につなぐような広がりのある作品にしたい。今日の対談もヒントになると思う」と話していた。

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2551242 0 ニュース 2021/11/27 05:00:00 2021/11/27 05:00:00 2021/11/27 05:00:00 人吉駅のホームで対談する行定さん(右端)ら https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211126-OYTNI50021-T.jpg?type=thumbnail

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