阿蘇、高森、産山震度5弱 未明の揺れ「熊本地震思い出した」

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災害対応で紙に書き出した情報を確認する阿蘇市職員
災害対応で紙に書き出した情報を確認する阿蘇市職員
高森町で開設された避難所
高森町で開設された避難所

 22日未明に発生した日向灘を震源とする地震で、県内では、阿蘇市、高森町、産山村で震度5弱を観測した。2016年4月の熊本地震の本震も未明の発生で、約6年前の激震を思い出した人も多かった。山鹿市で1人がけがを負ったほか、熊本市で給水管が破損するなどの被害も。同市や八代市など27市町村で震度4を記録した。(山下雅文)

 地震は22日午前1時8分頃に発生。震度5強を観測した大分、宮崎両県に接する阿蘇地方も大きく揺れた。高森町で電器店を営む上村美代子さん(64)は就寝中に激しい横揺れに襲われた。朝を迎え、「熊本地震を思い出した。もう大きな地震は来ないでほしい」と不安げに語った。

 町に大きな被害はなく、中心部の「阿蘇マルキチ 醤油しょうゆ 」は通常営業。吉良充展社長(54)は「熊本地震では瓶が床に倒れて割れたが、今回割れたものはなかった。地震の教訓で、店頭からモノを減らしていたのが幸いした」と振り返った。

 行政も対応に追われた。阿蘇市では地震発生を受け、職員が参集。区長への電話や公共施設の見回りで、大きな被害がないことを確認した。時系列の状況を紙に書き、庁舎内に貼り出した。山本繁樹・政策防災課長は「雨は梅雨明けというゴールがあるが、地震はいつまた発生するのか終わりが見えない。油断せず、警戒を続けたい」と力を込めた。

 高森町と産山村、湯前町は避難所を開設。高森町では22日朝までに1世帯の2人が一時的に身を寄せた。阿蘇市は、新型コロナウイルス禍や、避難を希望する住民情報がなく開設を見送った。

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