都鳥 時超えひらり

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鴨川で群れ飛ぶユリカモメ。観光客が差し出す餌をめがけて集まってきた=長沖真未撮影
鴨川で群れ飛ぶユリカモメ。観光客が差し出す餌をめがけて集まってきた=長沖真未撮影

 腕を伸ばすと、白い翼が音を立てて近づいてきた。可憐かれんな赤いくちばしで手のひらから餌をついばむ。鴨川の四条大橋で群れ飛ぶのは、ユリカモメだ。

 「言問こととわば ありのまにまに都鳥 都のことを我にきかせよ」と和泉式部が詠んだように、古歌にしばしば現れるみやびな名の鳥は彼らのこと。京都市動物園によれば、日中に食事をして、夜はねぐらの琵琶湖へ帰る。

 名にし負う冬鳥も、古都の変貌へんぼうぶりに驚いているかもしれない。一昨年、京都市内に宿泊した訪日客は約318万人。明治維新150年を迎え、多彩な催しがある今年はさらに増えそうな勢いにある。

 平安歌人に愛された都鳥が、異国の言葉を話す人波の上を舞って、ギューイと鳴いた。

(随時掲載)

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2903 0 #kyoto 2018/01/13 05:00:00 2018/01/13 05:00:00 鴨川を舞う鳥(27日午前10時52分、京都市内で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180112-OYTAI50008-1.jpg?type=thumbnail

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