春舞台 心待ち

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芸舞妓らの衣装合わせ。裏の主役たちが「北野をどり」を支える(上京区で)=長沖真未撮影
芸舞妓らの衣装合わせ。裏の主役たちが「北野をどり」を支える(上京区で)=長沖真未撮影

 「恋しくば尋ねきてみよ南なる天神山の森の中まで」

 落語「天神山」で、きつねの化身であった母親が別れのシーンで幼子に言い残すせりふ。もとは竹田出雲の浄瑠璃にある一節で、正体が現れた母が安倍晴明との別れ際に言う「恋しくば尋ねきてみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」で広く親しまれてきた。狐と天神を主題にした舞台は数多い。

 北野天満宮の梅がつぼみをほころばせた。天満宮にほど近い花街・上七軒の芸舞妓げいまいこらも京の春景「北野をどり」を待ちわびている。盛衰を味わった日本最古の花街は、新しい挑戦を忘れない。今年は13年ぶりの新作舞踊劇「北野のもりの物語」が披露される。狐とたぬきが遊女に化けて北野天満宮で踊り比べをするという。

 芸舞妓はもちろん、着物、化粧、かつら、小道具と、随所に光る技に職人たちの息づかいが聞こえる。伝統の継承は総力戦で、その火ぶたはすでに切られているのだ。

 恋しくば尋ねきてみよ北野なる天神さんの杜の中まで。北野をどりは25日に幕を開ける。(随時掲載)

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10819 0 #kyoto 2018/03/08 05:00:00 2018/03/08 05:00:00 「北野をどり」の衣装合わせをする芸舞妓ら(20日午前10時36分、京都市上京区で)=長沖真未撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180307-OYTAI50005-1.jpg?type=thumbnail

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