風光明媚 海山のんびり<京都丹後鉄道>

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股のぞきをする観光客(宮津市で)
股のぞきをする観光客(宮津市で)
由良川橋梁を渡る列車
由良川橋梁を渡る列車

秋の魅力満喫

 鉄道旅行の記念となる「鉄印」。府内では、京都丹後鉄道(丹鉄)の天橋立駅で鉄印がもらえる。海沿いや里山では様々な秋の魅力が満喫できる。

全32駅 114キロ

 京都丹後鉄道は宮津駅から西舞鶴駅までの「宮舞線」、豊岡駅(兵庫県豊岡市)までの「宮豊線」、福知山駅までの「宮福線」の3路線あり、全線114キロ間に32駅ある。風光明媚めいびな日本海沿岸や自然豊かな里山の風景がのんびり楽しめる。

 鉄印がもらえる天橋立駅は日本三景・天橋立(全長3・6キロ)への最寄り駅だ。駅から徒歩5分の場所にある遊園地「天橋立ビューランド」には股のぞき台が設置され、龍が天に昇っていくような「飛龍観」と呼ばれる白砂青松の絶景が一望できる人気スポットだ。週末になると、多くの家族連れやカップルでにぎわう。

 古くから開けたこの地域の沿線には史跡も点在する。

 西舞鶴駅近くにある田辺城跡(舞鶴公園)は細川藤孝(幽斎)が築いた城で、関ヶ原の戦いの前哨戦で、藤孝は石田三成方に包囲された。藤孝は古今和歌集の解釈を伝える「古今伝授」の唯一の継承者であったことから、勅命で籠城が解かれたという歴史が残る。

観光列車 3タイプ

京都丹後鉄道では普通列車のほか、3タイプの観光列車を運行している。

 洗練されたデザインが特徴の「丹後くろまつ号」と「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」で工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが意匠を手掛けた。随所に天橋立の「松」をイメージしたロゴをあしらったくろまつ号では、地元の新鮮な食材をふんだんに使ったコース料理が堪能できる。来年3月までは「宮津の地肴」や「戦国イタリアン」など四つのコースを4800円~1万2000円(いずれも税込み)で楽しめる。

 丹後由良駅と丹後神崎駅間にある由良川橋梁きょうりょうは日本海と由良川の景色が車窓一面に広がり、絶好の撮影ポイントだ。観光列車ではおもてなし精神に富んだアテンダントがスマートフォンでの記念撮影などのサービスに応じてくれる。(小宮宏祐)

 丹後の海と天橋立 背景に

天橋立駅で扱っている鉄印
天橋立駅で扱っている鉄印

 京都丹後鉄道の鉄印は、運行会社「ウィラートレインズ」の寒竹聖一代表取締役CEO(61)の直筆を和紙に印刷したもの。中央には力強く「京都丹後鉄道」と大書した。朱印には、丹後の海と天橋立を背景に列車が駆け抜けるデザインをあしらっている。感謝という言葉も添えたのは「地域の方々に支えられている」という思いからだ。

 使用している和紙は、宮福線「二俣駅」(福知山市)近くにある田中製紙工業所が生産している府指定無形文化財の「丹後二俣紙」。1300年の歴史を持つ伝統的な和紙で、目が細かく、優しい風合いが特徴という。

 鉄印帳2200円、記帳料300円。問い合わせは天橋立駅(0772・22・2348)へ。

 各地域の「鉄印帳を携えて」も読めます。

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1535412 0 鉄印帳を携えて 2020/10/10 05:00:00 2020/10/13 19:33:09 2020/10/13 19:33:09 股のぞきをする観光客(宮津市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201009-OYTAI50081-T.jpg?type=thumbnail

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