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<下>自分のペースで達成感

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フィニッシュタワーとゴールのテープを前に記念撮影する記者(右京区のたけびしスタジアム京都で)
フィニッシュタワーとゴールのテープを前に記念撮影する記者(右京区のたけびしスタジアム京都で)

 京都マラソンの代替大会として開催された「おんらいん京都マラソン」。コロナ下を駆けたランナーは、オンライン大会とどう向き合ったのか。大会終盤の15~21日にフィニッシュタワーとテープが設置された「たけびしスタジアム京都」(右京区)で、声を聞いた。

 最終日の21日午前、マスク姿のランナーが続々とフィニッシュタワーに現れた。世界中のどこを走っても構わないため、スタジアムを訪れる必要はない。それでも、多くの人がゴールテープを前に両腕を突き上げたり、タワーにメッセージを貼り付けたりして、思い思いの「完走感」を味わっていた。

 大阪市から電車で訪れた井口明美さん(56)は、「コロナ禍でお預けになっていた完走気分を味わいにきました」とテープ前で記念撮影して喜ぶ一方、「マスクをずっと着けていると、呼吸が苦しくなって思い切り走れないつらさがあった」と打ち明けた。

 屋外運動時のマスク着用に関しては、日本臨床スポーツ医学会などは熱中症予防などの観点から「基本的には推奨しない」との声明を出している。

 高校教諭、土本光宏さん(58)(右京区)は、30日間の期間中に42キロを超える計167キロを走破。計測アプリ「TATTA(タッタ)」で参加者の走行記録がランキング形式で表示されることが刺激になったという。

 「サボると順位が下がるから、こつこつ積み重ねるモチベーションになった。スピードを競うフルマラソンとは違う魅力があった」

 コロナ禍で突然、主流となったオンラインのマラソン大会。記者(29)は走り始めた当初、「あと何キロ走れば……」との思いばかりが頭をよぎった。しかし、回数を重ねるごとに余裕も生まれ、トランペットを吹く女性や飛び石を渡る子どもなど、鴨川ならではの風景を楽しめるようになった。

 走る距離やペースを自分で決められるのがオンライン大会の魅力だと感じた。42キロを目標にしていたが、「あともう少し」と粘り、自分の「ゴール」を50・14キロまで伸ばした。

 自身初のマラソン大会はオンライン。それでも、スタジアムのフィニッシュタワーを前に大きな達成感を得ることができた。いつもの京都マラソンで、42・195キロの先にタワーを捉えた時の感動はどれほどだろうか。思いを巡らせながら、コロナ下の鴨川ランを続けたい。

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1871341 0 コロナ下を走る 2021/02/27 05:00:00 2021/02/27 05:00:00 2021/02/27 05:00:00 フィニッシュタワーとテープを前に記念撮影する記者(右京区のたけびしスタジアム京都で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210226-OYTAI50011-T.jpg?type=thumbnail

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