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コロナ下の自営業者 伊根の舟屋群

 穏やかな海沿いの舟屋群が旅情を誘う伊根町。コロナ禍前は冬でもアジアを中心に多くの外国人が訪れ、年間の観光客数は30万人を超えた。だが2度目の緊急事態宣言が発令されたこの冬は閑散としていた。

油絵で描いたような海沿いに連なる舟屋群(伊根町で)
油絵で描いたような海沿いに連なる舟屋群(伊根町で)

 民宿を営む約20軒の舟屋の一つ、1日1組限定で客をもてなす「まるいち」も1月の営業はわずか5日間に終わった。大阪で会社勤めをしていた永浜秀俊さん(46)が実家の舟屋に戻り、この宿を始めて8年になるが、「経験したことがない打撃だった」と語る。遊漁船で釣って冷凍していたブリを食べ、妻の加奈子さん(40)と3歳の娘の食費を浮かせたという。

 3度目の宣言発令が大型連休と重なってしまい、船釣りや宿泊予約のキャンセルが相次いだ。頼みの綱にしているのがワクチン接種だ。秋には感染拡大が収まり、予約が増えることを期待している。

 特段身にしみた寒さが去り、陽光で輝く波間に、舟屋の連なりがよく映える。「感染症を心配せず、伊根の観光を心おきなく楽しめるようになってほしい」。その日のために、永浜さんは黙々と船や舟屋の手入れを続けている。(松田聡)

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2029914 0 コロナ下の自営業者 2021/05/05 05:00:00 2021/05/05 05:00:00 2021/05/05 05:00:00 大型連休で観光シーズンを迎えた舟屋群(伊根町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210504-OYTAI50004-T.jpg?type=thumbnail

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