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台北市で2017年8月に開かれたユニバーシアードに出場した山西選手(左)と、応援に駆けつけた桂さん(右)(桂さん提供)
台北市で2017年8月に開かれたユニバーシアードに出場した山西選手(左)と、応援に駆けつけた桂さん(右)(桂さん提供)

競歩・山西利和選手へ―桂・京大陸上部OBOG会長より

 長岡京市出身の山西利和選手(25)は、ドーハでの世界陸上(2019年)を日本人として初めて制し、東京五輪では優勝候補の一人だ。応援し続けてきた京大陸上部OB・OG会「 蒼穹会そうきゅうかい 」の会長桂総一郎さん(68)(愛知県一宮市)は「彼の強みは何といっても歩型の美しさ。金メダル間違いなし」と期待を寄せる。

 山西選手は、長岡京市立長岡第三中から京都市立堀川高に進んだ。高校の陸上部で競歩を知り、長距離から転向。2014年に京大工学部物理工学科に入学後の新入生歓迎会では、新入部員による自己紹介で「東京オリンピックで金メダルをとる」と言い切った。その約2週間後、先輩から借りたユニホームで関西インカレに参加して3位となり、2年次以降は、優勝し続けた。

 桂さんは、競技会のたびに足を運び、山西選手と顔を合わせて話した。歩型違反の警告を受けないことを第一に速さを極めているというこだわりや、腕に力が入らないように卵を持って歩くなど練習の工夫について聞いた。短距離専門の桂さんが助言をした際には、「この前、桂さんが言っていたこと試してみました」と報告があったことも。「よりよい歩きのために何が必要かを考え、愚直に練習する。真面目だが面白い性格」と評価する。

 18年に山西選手が愛知製鋼に入社した後は会う機会も減ったが、互いに愛知県内にいることもあり、「朝5時からの朝練後に仕事をし、夕方からまた練習しています」などと近況を定期的に電話で話す間柄は続いている。

 本番約1か月前には「準備は万端。北海道といえども暑いだろうから、世界記録を出せるか分からないけど、ちゃんと歩きます」と力強い一言も。桂さんは「いつどう仕掛ければライバルを振り切れるか考えながら歩く選手。大差をつけて優勝してほしい」と期待する。(内田桃子)

 【競歩】 歩く速さを競う競技。左右どちらかの足が常に地面に着いている必要があり、前に振りだした脚が腰の真下に来るまでは膝を曲げてはいけない。

 審判員が、両足が同時に地面から離れていないかなどを厳しくチェックし、歩型違反があった場合は警告を受ける。3人以上の審判員から警告を受けると、原則として失格となる。

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