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上七軒の伎芸再興に功績

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「楓錦会」の映像を解説する中原さん(中京区で)
「楓錦会」の映像を解説する中原さん(中京区で)

中京 石田民三生誕120年講演会

 五 花街かがい の一つ、上七軒(上京区)で戦後、 伎芸ぎげい の再興に貢献した映画監督・石田民三(1901~72年)の生誕120周年を記念した講演会が25日、おもちゃ映画ミュージアム(中京区)で開かれた。

 石田は秋田県出身で、幕末の祇園の 芸舞妓げいまいこ を描いた「花ちりぬ」(38年)などの作品で知られる。上七軒の芸妓と結婚してお茶屋の主人となり、芸妓組合を結成して組合長に就任。1952年に始まった上七軒の春の舞踊公演「北野をどり」で演出を手がけた。

 講演会では、上七軒の芸妓たちが稽古の成果を発表した戦前の「 楓錦ふうきん 会」について、花街の文化と歴史を研究している中原逸郎さん(63)(東京)が解説。17年に開催された会のプログラムの写真のほか、36年頃に撮影され、立命館大で保管されている映像を参加者に披露した。

 第1回北野をどりのパンフレットで、石田が「戦時中のブランクが戦後の芸妓衆の芸をすっかり悲しいものにさせてしまった」と嘆いたことを紹介。その後、上七軒に伝わる端唄を掘り起こして舞踊に取り入れるなどし、「をどり」を存続させた功績をたたえた。

 中原さんは「芸というのは戦争やコロナ禍などで絶える可能性が常にある」と述べた上で、「上七軒では『何とかつないでいこう』という意志が脈々と続き、今日に至っている。そのことを再認識できたら」と締めくくった。

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2394411 0 五花街の灯 2021/09/26 05:00:00 2021/09/26 05:00:00 2021/09/26 05:00:00 戦前の「楓錦会」の映像について解説する中原さん(左、中京区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210925-OYTAI50008-T.jpg?type=thumbnail

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